8度の自然気胸を経験したプロの完璧気胸ブログ

自然気胸には再発がつきものです。再発を何度も繰り返した著者がその体験を詳細にお伝えするブログです。

気胸手術詳細 (手術室入室~背中局所麻酔)

手術は二回目だったため、漠然とした手術に対する不安のようなものはなかった。

 

が、手術開始予定時間が3時間も早まるとなるとさすがに心の準備ができていない。12時くらいまでブログの設定をいろいろとしてその後1時間ほど手術への気持ちを作っていこうと考えていたのに早くも11時に呼ばれてしまった。時間を変えることもできないのでおとなしく手術室へ向かった。

 

手術室に入室すると早速手術用の帽子をかぶせられ、いよいよ自分が手術されるのかという気持ちになってきてやや緊張し始めた。そしてすぐに横になるよう言われた。

 

ここで手術前日にリクエストしていた有線のことを思い出した。耳を澄ますとリクエスト通りの落ち着いた曲が流れていたがリラックスできるというよりかはお葬式のような雰囲気になってしまっていたので有線を自由にリクエストできる場合はできるだけ明るめのポップな音楽にすることをおすすめする。

 

さて、まずは全身麻酔の前に背中の麻酔、痛み止め注入から始まるわけだがこれが猛烈に痛かった。まず、麻酔を注射されるわけだが、これがものすごく痛い。注射直後、痛みが背中にじゅわっと広がる感じだ。

 

そしてその麻酔をした後に術後の痛み止めを入れるための管を背中に入れていくわけだがこれもまたものすごく痛い。しかも研修生がやっているのか知らないが固い~とかのんきなこと言って全然奥まで入らない。そしてこっちは必死に痛みを我慢しているというのにのんきに入らない理由を分析し始めた。そんなのいいからさっさと入れてくれ。そんな気持ちでいた。

 

その後も何度も失敗し、痛みとともに怒りもこみ上げてきた。そしてその後、わき腹が痛くなったら教えてくださいと言われたが、ドンピシャにわき腹が痛くなったため、すぐに言った。

 

すると途中まで刺さっていた管をいったん抜いて再び猛烈に痛い麻酔を打たれた。おかしい、最初に麻酔を打っているはずなのに余裕で痛い、、どうなっているんだ。そして再び管を入れるも相変わらず固いな~と言いながら全然入らず何度も抜き差ししてそのたびごとに全然効かないくせに痛い麻酔を打たれ全身麻酔前に全体力を使い果たしてしまった。

 

これからの全身麻酔については次の記事に書くことにする。